鍼灸治療はけがの治療にも利用できる？灸治療とは

鍼灸はけがの治療にも用いられる

鍼灸はけがの治療にも利用することができます。骨折や打撲、むちうちや捻挫などに効果があり、現在ではスポーツ選手も鍼灸治療を受けています。スポーツで起こるけがのことを「スポーツ傷害」といいますが、このスポーツ傷害にも鍼灸治療を行うことで、痛みを早く回復することができたといった実験結果も存在します。

けがの鍼灸治療では、鍼を通じて電気を流すことの出来る電気鍼を用いることがあります。この方法は筋肉に直接電気を流すことによって、筋肉の疲労や凝りを治します。その結果、身体機能の向上や血流が促進され、通常よりも早く痛みをひかせることが可能なのです。

鍼治療自体、皮膚に刺激を与えて血管を拡張させることができます。その結果筋肉に流れる血流が促進され増大化するので、痛み物質を排除します。鍼を刺すと、その後身体がとてもあたたかくなり、さらに刺した場所も血流改善の結果皮膚が赤らむことがあります。

身体にもともと携わっている自然治癒能力を上げることができるため、鍼灸治療はけがに治療に効果的だといわれています。

灸治療とは

基本的に灸治療でも鍼と同様の効果を得ることができます。しかも、血管系に対しては鍼治療よりもお灸の方が効果的とされており、免疫力の増加や止血作用があるとされています。お灸を使用することで白血球や血小板が増加することから、けがをした際の止血効果が期待できます。

お灸は直接皮膚に艾（もぐさ）を置いて火をつける直接灸や、にんにくやみそなどの緩衝材を皮膚と艾の間に挟んだ間接灸があります。最近では熱さを好む人が減少したため、間接灸が多く普及しています。自宅でも簡単に行うことができるのも、この間接灸の魅力のひとつです。

自宅でけがの療養をしたいといった場合なら、一度鍼灸院で相談のもと灸治療を行うことで効果を得ることができます。

訪問治療も可能な整骨院を探そう

けがで寝たきりに近い状態になってしまった方や、関節などに痛みが走り歩行が困難になってしまった方の場合、鍼灸院に通院することが難しいこともあります。そういった方は鍼灸の訪問治療を行っている病院を探しましょう。

鍼灸師が在籍している整骨院では、訪問医療針灸マッサージを行っているところがあります。通院が困難になった方へ、鍼灸マッサージを自宅で行えるように自宅まで訪問します。訪問医療では、身体機能の維持回復を目的とした鍼灸マッサージ治療を行います。

自宅に訪問してもらった際の鍼灸治療でも、保険を適用させることが可能です。歩行が困難で通院が厳しいといった方は訪問治療が可能な整骨院を探すことをオススメします。

訪問治療の際の費用相場

鍼灸治療以外にも必要であればリハビリやマッサージの治療も行います。症状にあわせた治療を行うため、訪問治療に伺うスタッフは国家資格を持っています。

訪問治療を行う際、保険を適用させるときは通常の鍼灸治療と同様に「同意書」を得たうえで自宅にて治療を行います。けがをした後すぐに鍼灸治療を行うではなく、まずは病院で診断を受け必要であれば診断書や同意書をもらうようにしましょう。

鍼灸治療は、肩こりなどの日常生活の慢性的な痛みだけではなく、骨折や捻挫などのけがにも活用することができる万能な治療法です。医師の同意を受ければ、保険を適用して治療を行うこともできるため、まずは医師に相談しましょう。

まとめ

鍼灸治療は、どちらか一方ではなく鍼と灸の療法を利用することをオススメします。鍼で鎮痛し、お灸を使用することで止血効果が期待できるため、けがの完治が早まる可能性があります。

骨折などで歩行が困難になってしまった場合や、寝たきり状態に違い状況になった場合、整骨院が行っている訪問医療サービスを受けるようにしましょう。鍼灸治療だけではなく、必要であればマッサージやリハビリを、自宅で行うことが可能です。

通院が困難な場合や自宅療養をしたい方は、一度富士見町　fine　整骨院マッサージ鍼灸院にご相談ください。症状にあわせた施術を行うため、訪問するスタッフは国家資格を保有しています。受けたいサービスがある場合や、そのときの症状の具合などによって施術方法も変えることができます。まずは一度、富士見町　fine　整骨院マッサージ鍼灸院にお気軽にお問い合わせください。