鍼灸に通う期間は?鍼灸の期間やペースを分かりやすく解説

鍼灸に通う期間は?鍼灸の期間やペースを分かりやすく解説

「鍼灸に通いたいけど、どれくらいの期間が必要なのか気になる」という方のために、実際に鍼灸治療で通院する期間やペースを解説していきます。症状ごとに必要な期間を紹介するので、自分の症状ではどれくらいの期間がかかるのかをイメージできますよ。

また交通事故の治療期間もまとめたので、交通事故後の治療に悩んでいる方は、ぜひ参考にして下さい。

鍼灸に通う期間はどのくらい?

結論から言うと、鍼灸に通う期間は正確に決まっていません。鍼灸の効果には個人差があり、生活習慣や年齢などで完了までの期間が変わってきます。今回は症状ごとでおおよその期間をまとめたので、自分の症状と照らし合わせて参考にしてみましょう。

肩こりの治療期間

肩こりの治療期間は2か月程度で考えておきましょう。自覚的なつっぱり感のような状態は1回の治療で気にならなくなる場合もあります。しかし凝りの原因は肩だけにあるというケースは稀で、原因自体の根本解決を望まれる場合は複数回の治療が必要になります。

五十肩の治療期間

五十肩の治療は長引くケースが多いです。期間は3~12か月くらい必要ですが、回数を重ねるごとに改善(腕が上がりやすくなる)していきます。

寝違えの治療期間

寝違えの場合は治りやすく、1回の治療で首が動くようになるでしょう。急に起こる症状は、治りやすい傾向があります。

腰痛の治療期間

腰痛の治療期間は、2か月程度かかることが多いです。軽い症状なら1回の鍼灸で改善しますが、症状がひどい場合は半年ほど通うこともあります。

ぎっくり腰の治療期間

ぎっくり腰はほとんどの場合が、2~3回の鍼灸治療で急性の痛みはほぼ治まります。しかしぎっくり腰を起こしてしまった原因を取り除くには、回数を重ねて治療をしていく必要があります。

膝痛の治療期間

膝痛は長引くケースが多く、2~6か月ほどの期間を目安にしましょう。

頭痛の治療期間

頭痛の治療期間は短いことが多く、1~3回の治療で治ることがほとんどです。期間にすると半月ほどを目安にするといいでしょう。

神経痛の治療期間

神経痛は治るのに時間がかかるため、おおよそ3~6か月の治療期間が必要になります。

手足のしびれの治療期間

手足のしびれは簡単に治る場合と、何回治療しても治らない場合があります。治療には、2~6か月ほどの期間が必要です。回数を重ねても効果が見られない場合は、鍼灸師と相談するようにしましょう。

眼精疲労・不眠の治療期間

眼精疲労・不眠はすぐに効果が出ることが多く、1回~1か月ほどの期間で改善することができます。

めまいの治療期間

めまいは個人差が出やすく、1か月で治るケースもあれば4ヶ月ほどまで長引くケースもあります。

鍼灸に通うペースはどのくらい?

鍼灸治療の多くの場合は、1回では完治せず数回通う必要があります。ここでは、症状の段階別にどれくらいのペースで通わなければならないのか確認していきましょう。

集中治療期(1~3回目)

集中治療期とは症状が一番悪化している状態で、集中的に施術が必要な時期です。この時期では3~4日に1回のペースで治療をすることになります。集中治療期に間隔が空きすぎると症状が元に戻りやすいため、1回の治療で症状が和らいだとしてもきちんと通うことが大切です。

回復期(4~6回目)

回復期とは、痛みや症状が落ち着いてきた時期です。この時期からは、週に1回程度のペースで治療を行うことになります。症状の根本改善に向けての治療を始めるのも回復期からです。

養生期(6~10回目)

養生期とは症状がほとんど改善されている時期で、経過を見ながら2~3週間に1回のペースで通うことになります。

メンテナンス期

メンテナンス期とは、完治した後に定期検査を受ける時期です。この時期では、治療を終了しても大丈夫なので、次回以降通院するかは鍼灸師と相談して決めましょう。

鍼灸の効果はどのくらい持続する?

鍼灸の効果には、「即効性」と「遅効性」があります。それぞれ鍼灸治療後でどのくらい効果が持続するのか見てみましょう。

即効性

即効性の効果として一番多く見られるのが、痛みの改善になります。鎮痛効果は1週間ほどで消えてしまうことがほとんどです。そのため、効果が切れる前に次の治療を受けることが肝心になります。

遅効性

体が軽くなったり睡眠の質が良くなったりするのが、遅効性の特徴です。数回の治療を受けることで効果を感じることができ、一度効果が出始めると1か月程度持続します。この時に治療を止めてしまうと、やっと効果が出始めた症状が元に戻ることになります。そのため、油断せずに最後まで通うことが大切です。

交通事故の治療にかかる期間は?

鍼灸では、交通事故の治療も可能です。もちろん自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)や、労働者災害補償保険(労災保険)を使うことができます。治療に必要な期間はケガの大きさによって変わり、2~3日で完治するものから1年以上かかるものまで様々です。交通事故の期間については自己判断せずに、鍼灸師と相談をすることが重要になります。

まとめ

これまで鍼灸治療の症状別の期間や通院のペースを紹介してきましたが、知りたい情報は見つかりましたか?症状によって必要な期間が違うことや、段階によって通うペースも違うことが分かりました。「富士見町fine整骨院 鍼灸マッサージ院」では、患者様の症状に合わせた鍼灸治療を行っています。

もちろん交通事故の治療も取り扱っているので、お悩みの際はぜひ当院にお越しください。

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